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進化する老舗とは?
「みえますねっと」のこだわり

リニューアルでさらに充実。
開発者が語るネットワークカメラ・ソリューションの現在

パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社では、B to B分野におけるソリューションビジネスの展開に力を注いでいます。ネットワークカメラの映像をインターネットを介して簡単に閲覧・録画できるモニタリング・録画サービス「みえますねっと」もそのソリューションの1つです。2016年には基盤を刷新し、さらに機能を充実させました。「みえますねっと」の特長やサービスに込められた想いを、開発・運用に携わる主任技師、光武芳子さんにお聞きしました。

この分野ではパイオニア的な存在。
2016年に全面リニューアルして
機能をさらに充実させました。

まず始めに「みえますねっと」の概要を教えてください。

「みえますねっと」は、インターネット経由でネットワークカメラなどの機器にアクセスし、画像をモニタリングできるクラウドサービスです。カメラの画像をクラウドサーバーでお預かりする録画機能や、複数のカメラの画像をまとめて閲覧できる専用のポータルサイトも提供しています。スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末にも対応しているので、離れた現場の様子を外出先からでも確認できます。

「みえますねっと」は、国内シェアNo.1のパナソニックのネットワークカメラ・レコーダーの価値を高めるために生まれた純正サービスです。したがって、パナソニックの製品だけに対応しています。

「みえますねっと」のサービスが始まったのはいつですか?

サービスがスタートしたのは2002年2月です。当時、インターネット経由で画像を見るには、高額な固定IPを取得するのが主流でした。無料のDDNSサービスも出始めてはいましたが、品質が不安定という課題がありました。そこでパナソニックのネットワークカメラにふさわしい高品質のソリューションを提供するために、有料で独自のサービスを開始したのです。

あの頃、インターネットがこれほど普及すると想像していた人は少なかったと思います。その時代にスタートしてずっと進化し続けてきた「みえますねっと」は、このようなソリューションの中ではまさにパイオニア的な存在ではないかと思います。

2016年にシステムを刷新して全面リニューアルをしています。その狙いは?

その後、順調にユーザー数も増加し、「みえますねっとLite」や「みえますねっとHome」「みえますねっとPRO」などサービスも多様化しました。ところが、多様化したことで逆にお客様にもわかりづらくなって、運用面でも複雑になってしまいました。そこでクラウドをはじめ最新の技術を導入してもう一度サービスを統合し、お客様にもわかりやすく使いやすいサービスを実現しようと全面リニューアルを行ったのです。ちなみに、クラウドは富士通のIaaSを採用しています。

お客様の使い勝手を考えて、
機能の一つひとつに
徹底的にこだわっています。

光武さんは、いつから「みえますねっと」に携わっているのですか?

全面リニューアルに向けた開発がスタートした2014年からですね。開発では、管理系と課金の2つのシステムの開発リーダーを任されました。

私が現在所属するセンシング事業開発部開発1課のほぼ全員が「みえますねっと」の開発・運営に関わっています。それだけ「みえますねっと」は、パナソニックにとって、とても重要なソリューションなのだと感じています。

全面リニューアルの開発でこだわったことは?

あげると切りがないのですが、私たちが一番こだわったのは、新旧さまざまなハード・ソフトが入り混ざったお客様のネットワークカメラで極力同じ機能を提供できるように互換性を保つことでした。サービスを開始した2002年以降のパナソニックのネットワークカメラならすべて利用できるように配慮しました。

そうは言っても、十数年前のカメラにまで遡って対応を検証しなければならないので実際は大変でした。手元にないカメラもあって、インターネットで調べて中古を購入してテストした製品もあります。パナソニックのネットワークカメラは耐久性にも優れているので、製品を長い期間大切に使ってくださっているお客様がたくさんいます。そんなお客様の信頼に対して、どんなことがあってもお応えしたいと思ったのです。

パナソニックでは、新製品の開発段階から「みえますねっと」と連携を図っています。このパナソニックのネットワークカメラとの親和性の高さは、「みえますねっと」ならではの大きな特長です。

光武さんご自身でこだわったことはありますか?

自分が担当した管理系の開発では、お客様の使い勝手を考えてユーザーインターフェースに徹底的にこだわりました。お客様の使い方を自分なりに想定しベストを目指して何度も仕様を変更しました。リニューアル後もお客様から寄せられた声を反映してお客様にとっての使いやすさを追求し続けています。

課金のシステムもリニューアルを機に全面的につくり直しています。課金系は、お客様の目に直接触れる部分ではありませんが、サービスの信頼性を根幹で支えるシステムです。「みえますねっと」の開発では、私ばかりでなく技術者の誰もがこだわりと誇りを持って取り組んでいます。その結果、非常に信頼性に優れたサービスを実現できていると胸を張って言えますね。

サービス品質の高さは
「みえますねっと」ならではの
自慢できる特長だと思います。

開発者の目線から「みえますねっと」の一番の特長をあげるとするならば?

なかなか注目されないのですが、サービス品質の高さは「みえますねっと」ならではの大きな特長だと思っています。

SLO(サービスレベル目標)で掲げる稼働率は99.9%。これは「みえますねっと」で利用している富士通クラウドのサービスレベルをベースにした数字です。実際には、99.999%という高い稼働実績を誇っています。「みえますねっと」の開発・運用では、富士通の技術者がとても密接にサポートしていだだき、その連携のもとサービス運用の改善やアプリケーションの信頼性向上を実現しています。

信頼性ということでは、クラウドで保管する個人情報の機密保持についてもパナソニックの厳しいガイドラインに準じて最大限の配慮を行っています。これも富士通との密接な連携があるからこそ実現できたものです。他のベンダーでは不可能でした。このほか、障害の監視やセキュリティについても最高レベルの体制を実現しています。

画像の品質の高さも「みえますねっと」の大きな特長ではないでしょうか?

そのとおりですね。画像も私たちがこだわり続ける品質のひとつです。パナソニックのネットワークカメラは画質の高さでは定評がありますので、それに対応する「みえますねっと」としてもこだわりたいのです。一般的にこれらのサービスでは画像の形式に動画のH.264を使っていますが、「みえますねっと」では画像品質の高いJPEG方式を採用しています。せっかく録画した画像が不鮮明なようではお客様が困ることも多いと思います。

高画質な分だけ録画時間という点では不利になりますが、動作を検知した時だけ録画するセンサー録画やスケジュール録画といった機能を提供することによって、お客様が効率よく録画し、運用いただけるように工夫しています。

お客様と一緒に考えながら
「みえますねっと」を進化させています。

「みえますねっと」はどのようなシーンで利用されているのでしょうか?

ご利用で多いのは飲食や小売の店舗です。オーナー様などが遠隔から店舗の状況を把握したいといったニーズが多いですね。建設現場や駐車場、コインランドリーなどの遠隔監視でも利用されています。

ある保育園のお客様は、保育室にカメラを設置し「みえますねっと」を活用して子どもたちの様子を保護者の方々に公開しています。お母さんが通勤途中にスマートフォンで子どもの元気な姿を見るといった使われ方がされているそうです。

また、従業員教育に活用しているお客様もいらっしゃいます。遠隔からスタッフに髪のカットの方法を指導している美容院のお客様もいるそうです。これも、高画質の「みえますねっと」だからこそ可能な活用方法といえるでしょうね。

お客様の利用シーンから新しい開発のヒントを得ることもあるのでは?

ええ。私たちが思いつかなかったような活用の仕方をするお客様もいらして、新鮮な驚きを感じることも多いですね。このようなお客様の情報は、すぐに私たち開発・運用チームに伝えられる仕組みになっていて、随時サービスに反映させています。私たちだけの発想ですと、やっぱり技術者目線になりがちです。お客様と一緒になって考えながら「みえますねっと」を進化させています。

また、「みえますねっと」では、365日受付しているご相談窓口を設けていて、そこに集まるお客様の声も私たちにダイレクトに届けられます。ご相談内容によっては私たち開発者が直接お客様に対応する場合もあります。

お客様からはどのような評価をいただいているのですか?

やはり品質や信頼性に関わるご評価が多いですね。「ネットワークカメラもサービスもパナソニックで揃えないと品質が心配」「“みえますねっと"があるからパナソニックのネットワークカメラを選んだ」といった声もいただいています。開発者としてとても嬉しくて、改めて責任の重さを感じて身が引き締まる思いです。

これからも品質にこだわって
お客様のビジネスを
お手伝いしていきます。

今後、「みえますねっと」はどのように進化していくのでしょうか?

さまざまなアイデアがあるのですが、現在具体的に検討を進めているものに、撮り貯めた画像を有効活用するための画像解析サービスがあります。

パナソニックは、顔認証や人物検知など画像解析の分野で最先端の技術を持っています。最近も、羽田空港国際線の顔認証ゲートで採用されて注目を集めました。これらの先進技術と「みえますねっと」を融合して、これまでにない新しい価値を提供していきたいと考えています。

最後に「みえますねっと」に関心を持つお客様に向けてメッセージをお願いします。

パナソニックの製品との親和性、使い勝手のよさ、リーズナブルな価格など「みえますねっと」にはたくさんの特長があります。その中でも、私たち開発者がぜひお伝えしたいのはやはり品質の高さです。サービス開始から十数年が経ち、「みえますねっと」はこれらのサービスの中では「老舗中の老舗」です。これほどの長い間、多くのお客様に支持されサービスとして成長し続けることができたのも、私たちが妥協することなく品質にこだわり続けてきたからなのだと思います。

最近競合サービスも次々と増えてきて、ついつい価格面などで比較されがちです。けれども、たとえ小規模でもビジネスで利用するかぎりサービスの安定性や信頼性の高さは欠かすことのできない大切なスペックだと思います。これからもパナソニックならではの品質にこだわって、お客様のビジネスをお手伝いしていきます。

パナソニックの「みえますねっと」は、富士通のマーケットプレイス「FUJITSU MetaArc Marketplace」でもご紹介しています。

パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 イノベーションセンター
センシング事業統括部 センシング事業開発部
開発1課 主任技師

光武 芳子 氏

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